VISION みる

サイエンティスト絶學無憂、参上なり

はじめまして、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)と申します。

 

ayano さんとご縁があって Universound さんのこちらのサイトに寄稿させていただくことになりました。

 

 

私はこの ayanoさんのような、高次元存在とのチャネリングを実践されているような方とは、かなり縁遠い職種の人間です。といいますのも、私は、一流大学で今も研究を続ける現役の科学者です。

 

ayano さんとは、時期的には前後しているのですが、同じ田仲真治さんからキネシオロジーを習っていたのがきっかけで、ayano さんチャネリング能力に突如目覚めた、という少し前からブログなど拝見しておりました。

 

そして私も今では、副業としてセラピスト、ヒーラーとしても活動しております。時折、ayano さんのチャネリングセッションも受けておりますが、あんまりにも内容が濃いので、自分のブログで文字起こししてそのときの内容を公開しています。

 

今後どうなるかは分かりませんが、今のところ、私が本業としてやっている科学研究というのは、心霊研究のような際どいジャンルのものではなくて、いわゆる超おカタいサイエンスでございます。一般の方には際どいやつのほうが面白いのではないかと思いますけれども。

 

そんな感じなので、なんで科学者である私がチャネリングやキネシオロジーに興味を持っているのか、とても不思議、あるいは、理解不能、人によっては、こいつこそ噂に聞くマッドサイエンティストじゃないのか、と思われるかもしれません。

 

ですが、私にとっては、おカタいサイエンスの世界も、ふわふわのスピリチュアルの世界も、どちらも非常にリアルな世界です。あれ、一体、どこが矛盾するのかなあ、っていうくらいです。

 

便宜的に、目に見える世界、目に見えない世界、と区別したりしますが、サイエンスというのは、唯物論的な世界観に基づいていて、基本的には、目に見える世界だけを相手にする学問ですね。

 

陰

目に見えるものだけを相手にしているイメージ

 

これに対して、スピリチュアルというのは、いやいやいやいや、目に見えない世界っていうのがあるんですよ、物質だけでは世界は、ましてや人の心は理解できないでしょう、という立場ですね。

 

陽

目には見えないものだけを相手にしているイメージ

 

私にはこれはどちらも、単独では偏っている、というか、ものごとの片側しか見ていないように感じるのです。

 

 

ルネッサンス以降、これまで西洋科学文明中心に世の中は発展してきましたが、もちろんそれによってバランスが乱れた側面もあるわけです。

 

21世紀を生きる私達は、科学を全否定して中世の魔術的な世界を目指そう!って言ってしまうのは、ちょっと変だと思うんですね。

 

行き過ぎたのを否定して、反対側に大きく揺り戻す、というのでは進歩が失われます。

 

より発展的な方向というのは、両方を見ていく、目に見える世界と目に見えない世界とを当たり前のように両方扱っていく、という方向ではないでしょうか。まだまだ未知の世界ですが、それによって、これまでアプローチできなかったような問題もよりスムーズに解決できるような、発展した社会がもたらされるのではないかと、思っています。

 

太極図

陰と陽を合わせて、初めて完全な円形になります。

 

そんなわけで、科学者であり、しかもスピリチュアルな生き方を選んでいる、というのは、どちらの世界から見ても、変態と言われそうではあるのですが、私個人はこの絶妙なバランスの中に手応えを感じておりまして、いかに珍獣扱いをされようが、この路線で行こうと思っております。

 

 

ほんの数年前まではずっと、隠れキリシタンのような、「信仰がバレたらやばい!」というマインドセットで、いわばビクビクしながら科学者に囲まれてスピリチュアルをやっていたのですが、自分のあり方のバランスを取ってからは、まったく同じ環境にいながらも、かなりリラックスしています。

 

誰でも彼でもベラベラとスピリチュアルな話をするというわけではもちろんありませんが、リラックスしちゃっているので、話の流れで、んー、これはタイミングかもな、もしかしたら、この人にとって何かヒントになるかもな、というときには、このところ、ちょくちょく職場においても正体をばらしてますね。カミングアウトみたいなもんです。

 

うわー、キモー、この人超怪しい、っていう感じでイジメられたり、信用を失ったりするかと思いきや、案外そうならない(今のところは)。「へー、そうなの?それってどんな感じ?」っていう感じで、むしろちょっと興味を持つ人もいます。

 

スピリチュアルに関心があるかどうか、とか、どんなヒーリングができるか、とか、そんなことよりも、大事なのは、自分がどういうエネルギーを発信しているか、ですね。

 

それが他の人達の考えとぶつかるようなエネルギーだと、いろいろ悪い噂を立てられたり、となるでしょうが、あまりぶつからないので、相当変な人なはずなのに、むしろなぜか受け入れられてしまう。そんな感じですね。

 

毎月一本くらいのペースでこちらに寄稿できればよいなと考えております。今後とも宜しくお願いします。

 

絶學無憂のブログ「まんなかを生きる」も、ぜひよろしくお願いします。ご相談などもブログに連絡先が出ていますのでそちらからお願いします。